市場環境
医療機器は、用途に合わせて価格帯も様々。高品質かつ安全な医療機器を提供し、健康寿命の延伸を支えるため、日々、技術は進歩しています。
医療機器・用品の国内マーケットも拡大を続けており、2010年度は2兆7,240億円であった市場規模は、2018年度は3兆2,830億円と、約5,590億円市場が拡大しています。
医療技術の進歩、高齢化社会に伴う需要など、今後もマーケットは拡大していくと推測されています。
参考:2018年度の医療機器・用品(卸・小売業直販分)のマーケットサイズは約2兆9,450億円。
(出典)株式会社アールアンドディ「医療機器・用品年鑑2020年版市場析編」を
基に作成
2018年度の国民医療費の構成割合は、病気や怪我、入院等の費用である医科診療医療費が72.2%となっています。
ここに歯科診療医療費の割合も入れると79%と約8割が診療医療費になっています。
それだけ市場規模が大きなウエイトを占めているなかで医療機器は活用されており、国民の健康を支えています。
(出典)厚生労働省「平成30年度国民医療費」を基に作成
日本は離島など僻地も含め全国津々浦々に医療機関があり、誰もが必要な時に必要な医療を受けることが出来ます。
高齢化が進み医療や介護を必要とする人が増える中、全国各地で安定供給を通して医療を支えています。
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(出典)厚生労働省「令和元(2019)年医療施設調査」を基に作成