災害に関する情報
この度、経済産業省より、異常気象時下における輸送の在り方の目安の案内がありましたのでお知らせします。
(案内概要)
昨年12月の関越自動車道及び今般の北陸自動車道での大雪による交通滞留に関しまして、大型トラックが滞留の一因となりました。輸送の安全の確保のためには、トラック事業者だけでなく、発注者となる荷主の協力も必要であることから、以下につき、御認識・御協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
トラック事業者に対しては、昨年2月に国土交通省が定めた「異常気象時下における輸送の目安」に基づいて、安全確保の実施を要請しているところです(詳細は別添令和2年2月28日国自貨第136号:「台風等による異常気象時下における輸送の在り方について」を参照ください)。
異常気象時下における輸送に当たり、トラック運送事業者がこのような目安に従って安全確保を行っている旨を御認識いただきますとともに、引き続き輸送の安全確保に御協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
※安全な輸送を行うことができない状況であるにも関わらず、荷主が輸送を強要した場合には、トラック事業者から地方運輸局等への通報を行われる場合があります。
○添付ファイル
・「台風等による異常気象時下における輸送の在り方について」(令和2年2月28日 国自貨第136号)
(参考)
■異常気象時下における輸送の目安について(R2.2.28国土交通省報道発表)
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000210.html
■令和3年1月12日(火)赤羽国土交通大臣会見(抄)
○立ち往生車両の発生の原因として、
・並行する国道とあわせ交通を確保する観点から、通行止めのタイミングが遅れたこと
・滞留状況など正確な情報の把握が十分にできなかったこと
・立ち往生に巻き込まれた乗員に対し、物資の提供、宿泊・休憩の意向の確認などの一連の対応を行いましたが、迅速な対応ができなかったことなどの課題が見受けられたところです。
〇他方、今回も大型トラックが滞留の原因になったことが確認されていますので、トラック事業者に対する指導にとどまらず、荷主も巻き込んで、大雪時における物流のあり方について、関係省庁等にご相談しながら協議をしていきたいと考えております。